2022.05.28

今日は家庭サービス。義姉夫婦を連れてシャクナゲを見に行く。7年前に比べ、池は枯れているし、シャクナゲの木もまばらになっているし、どうしたことかと気になった。人間にとって美的景色が見るも無残になることは、「自然環境が破壊されつつある」ことなのか、単に「環境の変化に応じた森林の自然の変化」なのか? 前者は人間の奢り意識のような気がするが、ではどう考えれば良いのか、分からなくなった。お昼は、奥田元宋・小由女美術館の食堂でマドモアゼル・ランチ(選択肢はハンバーグ・チーズ焼き+デミグラスソース;1650円(税込))。配膳はちょっと遅いけど、美味しくてコスパ良し。食後、奥田小由女展(〜6/14)鑑賞。夫婦で文化勲章をもらった記念の展覧会。小由女さんの造形は、結婚前、結婚後、夫死後で、作風が変化している様子が面白かった。特に夫の死後から最近にかけて徐々に造形・色彩・細部が下品なっているように感じた。夫の元宋さんは日本画専門で、主に2m✗3mくらいの大画面の風景画だった。でも、画面の右の山の形状が異様にひん曲がっていて非現実的だったりして、要するに「観念絵画」であり、「こんなので文化勲章をもらう日本画の大家なの?」と感じた。人それぞれ。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です