三途の川を渡るには、名前のとおり3つのルートがあるそうな。善人(あれ?直に極楽へ行かなかったの?こんなところに来るの?)は、金ピカの橋を渡れる。普通の人々は、膝くらいまでの深さのところを歩いて渡る。悪人は激流の中を渡らなくてはならない。そこでは大蛇が噛みつき、巨岩が流れ落ちてきて体を砕き、もがき苦しまなくてはならない。沈めば大蛇に食べられ、浮かべばバケモノが弓で襲う。死んではまた生き返り、この責め苦を7日7晩受けてやっと向こう岸にたどり着ける、と。
別の説話が興味深い。
こっち側の川岸で、男が女を待っているそうな。死んだ女がやって来ると、初体験した男が声をかけてくる。
「かのじょーっ。 覚えているかい? オレだよ。」、「手を引いて、川を渡してあげるよ。」
なんなんだろう? これは?