少なくとも1兆6千億年の刑期を終えて「地獄」からワープ(おさらば)する先は、餓鬼道・畜生道・修羅道・人間道・天上道の5つのうちのどれかとなっており、これらは地獄道と合わせて「六道」と呼ばれる世界なんだって。人は「おさらばする前の世界」の因果応報により、死後もこの六道を輪廻転生するそうな。悦楽の「天上道」というところも「永遠の安寧」の世界ではなく、年老いて死んで、またどこかに輪廻転生するんだって。目まぐるしいなあー。うざいなー。何とか成らんのかねー?
本当の「永遠の安寧」を得る唯一の方法は、「解脱」なんだって。
「解脱」するにはどうしたらいいの? それには「仏の教え(=仏教)」を修得しなければならないって。
それができるのは、学ぶことができる「人間道」の世界に居るときだけなんだそうな。なるほど、やっと分かった。「地獄道」は痛めつけられるだけで、もともと「改心して仏性に近づく世界」ではなかったんだ。