第1章 なぜ生きているのか?

著者の市橋さん曰く、「この世界には極めてまれに、増えて遺伝する性質を持つ物質、あるいは物質の集まりが出現します。そのような存在は、増えるにしたがって自らの増える能力を強化させていくことができます。これが『進化』と呼ばれる現象です。・・・私たち生物は『増えて遺伝するもの』がもたらしたひとつの物理現象です。・・・人間もその末裔です。」と。したがって、この本はマクロな「物理現象」を論じたものであり、「私はなぜ生きるのか?」という1.4リッターだけどマジな問のこたえには必ずしも貢献しないであろうと予測できるが、まあ、参考になるかもしれないので読み進んでみよう。

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