40年ぶりだろうか、2024年3月16日、奈良の興福寺国宝館で久しぶりに阿修羅像を拝顔した。
正面のお顔をよく見ると、右の口角が少し上がっているではないか?!
こんなの初めて!! 大発見だ!! まるで不敵に微笑んでいるような感じ。
「阿修羅像」って、「憂いをたたえた凛とした美顔」ではなかったか?
でも、少なくとも眼の前にある阿修羅像は、仏像一般の無難な無表情ではない。
あの微笑みは、ちょっと怖い。そう感じるのは、私のような地獄に落ちる人たちだけなのだろうか?
悪者を懲らしめるだけでなく、普通の人たちもやっつけられそう。
阿修羅像を作った仏師は何を意図したのだろうか?
5分くらい見つめていたけど、分からない。
ネットで調べてみたけど、分からない。