Arduinoでローストビーフを作る(10)

前回のArduinoのスケッチの22行目を “int Value = 255;” に書き換えて、ヒーター出力を最大にしました。

5分くらいで、ニクロム線を載せていたダイソーの陶製皿が「バシッ」という音と共に割れました。
あわててガラス製鍋を撤去し、温度センサーを外し、AC100Vのスイッチを切り、テーブルが焦げないようにニクロム線をテーブル表面から離しました。SSRは今にもバクハツしそうに熱かったです。
何が悪かったんだろう??

温度変化のグラフを前回のと比較しました。以下のとおりです。

     図1 Value=20 での温度変化
     図2 Value=255 での温度変化

これらのグラフから以下のことが分かりました。
1.温度の立ち上がりは、図2の方が速い。PWMによる電力制御が効いている!
2.ヒーターに一定出力をかけた場合、ほぼ直線的に温度が上がる。
3.ヒーターの電源を切ったら、お湯の中ではほぼ直線的にゆっくり温度が下がるが、空中にセンサーを置くとエクスポネンシャルで急速に温度降下が起きる。
4.SSRは非常に熱くなる。ヒートシンクをつけてみよう。バクハツしたら、また考えよう。

明日からは、ヒーター部分を再建して、PID制御に進もうと思います。
今日はこれまで。

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