割れた陶製皿の裏側にセロハンテープを貼ってつなぎ合わせ、ヒーターを復元しました。
今度はブロックを接着剤で固定してません。
このブロックとお皿の熱膨張率が違っていたためにお皿が割れたのではないかと思っています。
今回はブロックをただ置いているだけです。
ガラス鍋を持ち上げると、ニクロム線がびょよよ~んと跳ね上がります。
ニクロム線を這わせる形状が変わったので、Value=20のデータ(グラフ)は取り直しです。
ついでにValue=1でも実験しました。(Arduino
スケッチの22行目を “int Value=1;” に変更)
温度変化グラフは以下のとおりです。
(横軸:分、縦軸:セ氏温度)
これらのグラフの解釈ですが、
1.Value=1(Duty比= 1 / 255)では60分で80℃以下までしか温度が上がらなかった。
2.Value=20(Duty比= 20 / 255)では60分で80℃以上の温度になった。
3.いずれも当初の予想どおり「S字カーブ」となった。
4.60℃付近で自動温度制御をする場合、最小PWM出力(Value=1)でも温度が上がるので、困ったな。
5.Arduino のPWM周波数は約490Hzとのこと。と言うことは、約2m秒ごとに、その時間を255等分してそのうち何個のコマ数にオン(通電)するか、で出力電力が決まってくる。Value=1 はコマ数=1。これでも通電時間が長いので、もっと短くする必要がある。Arduino のPWMに頼るわけにはいかない。
というわけで、自力で自動温度制御アルゴリズムを考えることにする。
バイチャ。