これまで Python のソースコードを公開しましたが、「Python って、どうやったら動くの?」とのご意見が複数ありました。で、Google で Python が動く方法をご紹介します。以下、手順です。
1. Google のアカウントは既に持っておられると思います。まだでしたら、gmail のアカウントを取得してください。
2. Google の初期画面で、右上の3☓3点のアイコンをクリックし、プルダウンメニューから「ドライブ」を選択。
3. 左上の「+ 新規」をクリックし、メニューの「その他」にカーソルを重ねるとサブメニューが出るので、「Google Colaboratory」をクリック。
4. カーソル点滅の位置へPythonコードを書きます、例えば添付のファイル(sine-curve-for-Google.py)をコピペしてみてください。
5. ソースコードの左の実行ボタン(「>」)または「Shift」+「Enter」を押すと実行します。 私の場合は約10秒後にグラフが現れました。
グラフの下の操作ボタン「>」を押すと、動き出します。「+」で速くなり、「ー」で遅くなります。
下記のソースコードは Google Colaboratory 専用です。通常のPython 開発環境では「Ipython がない」というエラーが出ます。「Ipython」 はGoogle Colab 特有のモジュールのようです。
# sine-curve-for-Google.py
# サインカーブ・アニメ for Google Colaboratory
# 2023.01.28 by Kero
import numpy as np
import matplotlib.pyplot as plt
from matplotlib import animation, rc
from IPython.display import HTML
x = np.linspace(0, 2, 100)
# fig, axオブジェクトを作成
fig, ax = plt.subplots()
# グラフのリスト作成
ims=[]
for i in np.linspace(0, 2, 100):
y = np.sin(np.pi * (x + i))
im = ax.plot(x, y, color='b')
# グラフをリストに加える
ims.append(im)
# ArtistAnimationにfigオブジェクトとimsを代入してアニメーションを作成
anime = animation.ArtistAnimation(fig, ims)
# Google Colaboratoryの場合必要
rc('animation', html='jshtml')
plt.close() # これを入れないと、空のグラフが追加される。
anime